ショードッグ・バイブル Ⅴ
もうすぐ8月も終わりですね。
お客様が多くて、ついつい間が空いてしまいました。

慌ててショードッグ・バイブルの続きを書いています。
今日は、ショー・スタンス(立ち姿勢)の勉強のページです。

皆さん、じっくり勉強しましょ!!

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★ショー・スタンスの勉強

 ●滑らかな敷物(古いゴム裏地のマットなど)に
  子犬を四角い姿勢で立たせてみましょう。
  立った姿勢を横から見て、真下に延びた四肢で
  自然に、そしてバランス良く支えられた四角い箱の
  形を考えてみて下さい。

showstay.jpg


 モデル:Mardas baykeaf (生後15週目)
     ショーの立ち方を学んでいます。

     このトレーニングは、短い時間で
     そして楽しくやるように!
 写真撮影:Lynn Kipps

●余り近寄らない距離で、子犬の横に立ちます。
  そして手を少し伸ばして、優しく顎の下に当てて
  首を僅かばかり前に向けます。
  そして気をつけながら、もう一方の手で尾の先端を
  水平に持ち上げてみましょう。
  子犬が動くようなら、お腹の下に手を当てて
  きちんと立たせる事からやり直しましょう。
  上手くいかない時は「ステ~~イ・・賢いねぇ・・」等と
  おだてて、褒めて、宥めて・・・
  段々に上手く立たせましょう。

 ●子犬をショーステイで立たせる練習は、
  ほんの短時間から始めましょう。
  そして、上手くできるようになってきたら
  片方の手で、背中や足を、しっかりと、でも優しく
  撫でて褒めてあげましょう

 ●牡犬の場合は、垂れ下がった大事な部分にも触ったりしながら
  ショーの触診でも慌てないよう、日頃から慣らせておきます。

 ●子犬の気が進まない時とか、眠い時間は練習を休みます。
  幾らでもチャンスはあります。
  慌てない事が肝心です。
  
  子犬を抱きしめる事、そしてこの愛情表現は、子犬にとって
  一番嬉しい事なのです。
  こうする事で、知らず知らずのうちに、子犬は練習を
  受け入れていきます。
  そして、そのうちに貴方の傍で愛らしく立つ事が出来るように
  なっていくのです。

 ●言い換えれば、「トレーニング」とは、いかなる場合でも
  子犬の信頼を得ることなのです。
  この時期には、また貴方をじっと見つめて、貴方の動作の
  一つ一つ、特に貴方の手と顔の表情を注視することを
  教える事も大切です。


 ●この時期は、些細な事が子犬の気を散らすものです。
  早い時期に、私はこの練習を、わざとラジオやテレビを
  つけっぱなしにした台所などで行います。
  
  洗濯機の音がしたり、電話が鳴ったり、チャイムがなったり
  そこは騒がしい周辺環境に動じないように訓練する
  絶好の場所だからです。

 ●期待できる実現性の高いショー・パピーは、
  なるべく早い時期から、騒音になれる事を教えて
  何事にも動じないように教え込まねばなりません。
  ショーでは、色々な事が日常的に起きます。
  貴方が子犬を触ったり、抱き上げたり、後ろに回り込んだり
  そして赤ん坊のようにあやしたりする時、
  子犬は貴方を全面的に信頼し、心底寛いでいるのです。
  
 ●若い内に芽生えた不安心理は、後になっても根深い問題点となって
  その犬の心に残ります。
  家の外の他の犬や、車など、色々な物に注意しましょう。
  一旦幼いショー・パピーが、近所の犬などに用心深くなったら
  その犬は、ショーの肝心な場面でも、潜在的な危険性(犬は
  それをすばやく感知できるのですよ)に気を取られて
  ハンドラーの目や動作に注目しなくなります。

 ●犬というのは、最大級に分別があり、いくら知的であっても
  当然理論的な思考は出来ないのです。
  これは初心者のハンドラーや訓練士が覚えておかねばならない
  大切なポイントです。
  犬にとって、学ぶとは、原因と結果です。
  年を取って経験を重ねるほど、より原因を結果に結びつける
  ようになっていきます。
  経験を積めば積むほど、その経験に頼るようになるのです。
  貴方の子犬が、イヤな経験をした時、たとえ頭の中が白紙でも
  理論的に考える事が出来ないと言う事を、覚えておいて下さい。

 ●貴方の子犬が、ショー・トレーニングの過程に於いて
  何かに妨げられているなら、一体何がそのきっかけに
  なったのかを、常に分析してみる事が大切です。
  もし、その原因にまで遡って突き止める事が出来れば
  処方は簡単なものです。
  まず診断、それから子犬との信頼関係を再確立するのです。
  早い時期の練習経験で、一旦信頼関係が確立されていれば
  将来必要な時は、いつでも貴方はこの絆に頼れば良いのです。

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この章で書かれている「ショーステイの練習」については
具体的な方法は、最初の2項です。

後は、子犬にトレーニングをする際の、精神的な注意が
多く書かれています。

こうして改めて読んでみると、子犬にショードックの練習をする際は
具体的な練習よりも、如何に楽しく、嫌がらずに教え込むかの方が
遙かに難しいという事が良く分かります。

犬って本当にデリケートなんですね。

あまり甘やかしても、図に乗るし・・・・
嫌がったら「ハイ、ハイ」とばかりに止めていては
いつでもイヤと言えば許して貰えると思うし・・
狡い事は、すぐ覚えるし・・
つまり、ナメられないように注意しながら、厳しく、
愛情を持って練習する事の、難しさ、厳しさ・・ですねぇ。
分かっていても中々出来ない。




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【2007/08/28 20:20 】
未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
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コメント
ほんとおもしろいわ~
コピーさせていただいて、大事に持ってます!!
でも実際できるかどうかは・・・
【2007/09/01 20:06】
| URL | アマコ #JlFoWhmg[ 編集] |
ご無沙汰ですが、お元気ですか?

しかし京都の残暑は、厳しいですね。

いつもブログを見て頂いて、v(^_^v)♪ありがと♪(v^_^)v
私も秋から待望の9年ぶりにブリーディングを
予定しているので、初心に返って勉強です。

もう少し涼しくなったら、オフ会をやりましょう。
ユメちゃん達に会えるのが楽しみです!!

暑さに負けず、頑張りましょう!!
【2007/09/06 10:26】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
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