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SPCA
今月2度目の3連休が終わりました。

今回は、各地で動物愛護のイベントが行われたようです。
京都でも、大津でも開催されました。
主催は色々(大津は滋賀県獣医師会他)ですが
行政のイベントです。

子犬の世話で行けなかったのですが
京都では、動物の虐待や遺棄を取り締まる
アニマルポリスの創設を求める署名を集めて
市長に要望書が出されたりしました。

先日も愛護センターの義務研修に行ってきましたが
やはり、まだまだ意識が低い事を改めて痛感した矢先だったので
この様なイベントが開催されて、少しずつでも意識と知識の
向上に役立てばと思ったりしました。

そして、ずぅ~~っと前に訪れた、カナダSPCAの事を
思い出したりしていました。

今このタイミングで、その時の記事を
再度ここにアップしたいと思います。

*********************************

北米カナダ動物愛護協会の現状とリポート

これまでも日本に於いての動物愛護の現状に不満を持っており、
以前カナダへ出張した際に、SPCAと呼ばれるカナダの
動物愛護協会で取材をしてきました。
普段はなかなか知ることが出来ない、外国の現状を少しでも
お伝えしたいと思います。

SPCAとは、正式には
SOCIETY FOR THE PREVENTION OF CRUELTY TO AMIMALSと言い、
日本語に訳しますと「動物虐待を防止する協会」となります。

愛護協会ではなく、虐待防止協会なのです。
大切な点は、警察力に相当する権利を持っていることで、
様々な虐待(殴る等の物理的な攻撃、空腹、
飼育放棄などの虐待すべて)が
通報された際に、警察権を持って捜査を始めます。

その他、ホームレスペットの保護や飼えなくなった動物の引き取り、
ニューオーナーに引き渡す業務、そして野生動物が怪我をしたり、
迷ったときの保護などを行っています。

彼らの徹底した活躍により、本当に羨ましいと思うことは
カナダに於いては、野良犬や野良猫を初め、
野生以外でホームレスの動物は存在しないのです。
(一部地域を除く)

正式には以下の業務を行っています。
1) 低価格の獣医を運営。
2) 政府レベルでの州法司法全ての警察法の司法権を
     持って虐待の防止。
3) ペットの虚勢キャンペーン展開
4) 里親捜しのキャンペーン展開
5) 一般オーナーのために飼い方と責任及び、
     無料のトレーニング教室開催

政府内の順序は、カナダ政府SPCA~州政府SPCA~エリアSPCAの順に
なっています。

まず4)の里親キャンペーンでは以下のことを厳重に調査しています。

今回の訪問で、一番間近に見た里親制度の現状は、
大変奥深いものでしたし、
里親候補の方々に対して、SPCAがまず皆さんに渡す
パンフレットの内容は適切でした。

以下は里親になりたいとSPCAを訪れた方々に対して
最初に行う質問などを翻訳した物です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

* なぜ貴方はペットが欲しいのですか?
この単純な質問にきちんと答えられない人が多いのです。
子供が欲しがっているからとか、単に飼いたいとか言う動機であれば、
これは間違いです。
ペットは寿命を全うすれば10年以上生きます。
このことを最初に認識して下さい。

* ペットに費やす時間がありますか?
ペットは一日でも放置出来ませんし、一年365日それなりのケアが
必要です。
捨てられたり、放置されたペットは、それ故ここに来ているので、
又同じ事を繰り返すわけにはいきません。

* ペットにかかるコストは捻出出来ますか?
ペットにはコストがかかります。
あなたの家計から、獣医費、トレーニング費、等を
払える余裕がありますか?

* ペットを飼うことによって起こる問題に対応出来ますか?
のみや寄生虫などの問題があり、悪いこともします。
トレーニング不足による事故等も
考慮しなければなりません。それらに対応する覚悟がありますか?

* ペットのためのスペースはありますか?
引き取る前に、貴方の家には充分なスペースがあるかどうか
チェックして下さい。

* 今ペットを飼う事は、貴方の人生の適期でしょうか?
もし貴方の子供さんがペットを欲しがっていて、
その子が6歳以下の子供さんであれば、ペットを受け入れるのは、
もう少し先にした方がよいでしょう。
小さい子供というのは無責任なものなので、成長されるまで
待った方がよいでしょう。

また貴方自身がペットを欲しいとしても、あなたの仕事が
今忙しい時期ならば、今回は避けましょう。

* 貴方はグッドオーナーでしょうか?
自分のペットに対し、最低限必要があれば去勢し、
トレーニングを受け、ライセンスを取り、
そしてIDを付けることは勿論ですが、
それ以外にペットを可愛がり、健康に留意し、
適切な医療を受けさせ、そして遊んであげられますか?

* ペットの一生を受け入れられますか?
一生の面倒が見られないなら、止めましょう。
ペットを飼うことは、その動物の一生を預かることなのです。

以上のことを熟考した上であれば、ペットを飼うことは
大変有意義なことです。
ペットは貴方を受け入れるでしょうし、ペットのお陰で
ストレスケアや心の安らぎが得られるのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上はペットの里親になりたいとSPCAを訪れた人たちに対し、
初めに質問される内容の書面を翻訳したものです。
犬好きを自称している私でさえ考えさせられる内容です。

また有料の純血種を購入する場合と違い、
SPCAでペットを譲り受ける場合には
安易な気持ちで命の受け渡しをしないよう、
きっちりと管理されているようです。

この質疑の後、里親になりたい人たちは何度もSPCAを訪れ、
教育され、候補犬や候補ネコなどど面接し、そして初めて適切と認められた方々が
里親になってペットを譲り受けて帰られます。

私がSPCAに行った際にも、沢山の里親候補の方々が、
ワンやネコたちと面接していました。
それでは実際に里親が決まった後はどうなるのでしょう?

里親に決まれば、SPCAに規定の料金を支払います。
つまりお金が要るのです。

犬の場合は、一頭に付き145ドル。(邦貨で約15000円)
この料金は、マイクロチップやID、またはタトゥーなどに使われます。
これは大変重要なことで、喋れないペットたちが不幸にも
迷子になった際に、適切且つ迅速に、正しい飼い主の元へ
帰ることが出来ます。

また将来オーナーが無責任にペットを捨てることも出来ません。
何故なら、捨てられたペットたちの所有者はすぐに判明するからです。
このチップなどを付ける費用を差し引いた後、
残りは獣医さんに持って行く金券で新オーナーに渡されます。
この金券を持って3日以内に獣医師の診察を
受けに行かなければなりません。
つまり「行きます」と約束して行かなかった場合のため、
新オーナーから受け取ったお金を、現金では無く
獣医師で使う金券に替えて渡せば、必ず連れて行ってくれるからです。

細かな点まで動物のためを考えた規定に驚きました。

またSPCA運営の費用は、その殆どがドネーション、
つまり寄付で賄われています。
北米社会では、様々な施設などに遺産を寄付することが
普通のようです。

これも羨ましいと思うところですが、
日本のように親子の縁というか、つながりが深くない為に
親の財産は、子供が相続して当たり前と言う観念が無く
一番大事な人が他人でも遺す社会なので
ここのところは、日本では無理かも知れませんね。

例えば、アメリカの大金持ちさん(アップルだったか、どこか、
有名な会社の元社長さん)が、天文学的数字の財産の一部を
寄付したとかのニュースを見た時に
あぁ、これが日本の大会社のトップだったら
絶対にないだろうな。。と思った記憶があります。

何もかもが、日本の土壌とは異なるので
全く同じ事は出来ないと思いますが
このグローバルな時代に、少しでも皆さんが外に目を向けて
知識と意識を高めていって下さればウレシイと思います。

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【2013/09/24 19:18 】
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