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ブルセラ病について、最終章
今回のお勉強記事、最終章です。

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●繁殖コロニーにおける犬ブルセラ病の予防とコントロール

  犬ブルセラ病になると、その犬の繁殖能力が
 完全に本質的に終わる
ので、ブリーダーにとっては
 致命的な病気である。
 
 またこの病気は潜行性で、全く治療が成立せず
 予防注射さえない。


 それならどうするのか? 
 まず、自分の犬達が犬ブルセラ病に汚染されていないことを
 血清凝集反応によって、きちんと検査する。
 

 これまで妊娠末期に流産が無く、正常に分娩している状況では
 まず心配がないと考えられるが、抗体を検査して
 常に陰性であることを確認することが重要である。

 特に、流産の経験のある犬が出た場合は言うまでも無い。

1)自分のところが犬ブルセラ病に汚染されて居ない場合。

  自分のコロニーを犬ブルセラ病から守るには、
 外部からの犬の導入、外部の犬との交尾、交流などは
 これらの犬たちが本症に感染していないことを
 血清凝集反応で確認することを条件とするべきである


 勿論種雄を所有している場合は、相手の牝が陰性であることを
 きちんと確認してから交尾をさせる。
 
 いずれの場合も、検査をしないで相手を信じることは
 絶対に避けるべきである。

 尚且つ、半年に一度は、自分の犬たちの検査を定期的に実施する。

2)自分のコロニーが、犬ブルセラ病に汚染された場合

  残念ながら、現状では繁殖コロニーを閉鎖することとなる。 
 
 一度感染したコロニーから、コロニーを維持しながら犬ブルセラ病を
 無くしていくことは極めて困難である。

●人間への感染
 
 犬ブルセラ菌の人への感染は、少数例ではあるが報告されている。
 実験室内で感染した以外に、犬との接触で感染した例は
 極少数である。
 
 また感染した人も、臨床症状は殆ど示さず、抗生剤の投与で
 早期に治療している。
 本症で流産した犬の胎子、胎盤、胎水には、無数の犬ブルセラ菌が
 含まれている為、取扱には十分な注意が必要となる。

**********************************

以上で犬ブルセラ病の記事を終わります。

初めに書いた通り、私はこの10年来、検査を続けていますが
他に検査を受けている人はいないと聞きます。

また先日私の知り合いが検査をお願いしたところ
避妊しているから必要ないと言われたそうです。

この記事から分かる通り、この病気の臨床症状は「流産」だけです。
しかも一度感染したら、「一巻の終わり」です。
ブリーダーとしての全てを失います。

私はラブラドールが大好きで、自分が理想とする素晴らしいラブを
少しずつですが作出しようと努力してきました。

いえ、それ以上に私は自分の犬達を愛しています。
これが基本であり、これは皆さんも同じだと思います。

私も皆さんも、犬を愛しているから、色々な努力をしています。
毎日のお世話は、その基本です。
ご飯、おやつ、お散歩、お手入れなどです。

そしてワクチンやフィラリア、フロントラインなどの
病気予防もしているでしょう。

これらは全て自分の犬たちを病気から守る為です。
自分の犬たちが病気になると、命に関わります。
だから出来ることはやっています。

しかしこの病気は、繁殖をしない人達にとっては
何一つ悪影響を及ぼしません。
気がつかずに一生を終える場合が殆どです。

しかし自分自身は大丈夫でも、沢山の感染をばらまきます。
つまり他の犬たちにうつしています。

飼い主として、一度考えて頂きたいと思います。

よろしくお願いします。


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【2011/10/21 13:01 】
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