ダイアナへ
        ダイアナへ


 13歳になる年の春に、大きな手術に耐えて帰ってきたダイアナ。
あんなに大きな手術も頑張ったから、もう少し長く居てくれると思っていましたが
こんなにも早く、あなたは行ってしまいました。
あの手術から帰って来た時には、これから16歳まで生きて欲しいと
思っていたのですよ。

それなのに、手術からたった2ヶ月。
とても元気になったと喜んでいたのに、あれからたった2ヶ月で
行ってしまうなんて。
ダイアナ、ダイちゃん・・・・・悲しくて、寂しくて仕方ありません。
本当に、なんて、寂しい・・・・・

     ここしばらくは、とてもしんどかったね。
     だから、今日からもうしんどくないね。楽になったね。

あなたと一緒に、一つの時代が終わりました。
あなたは私の一つの時代の集約でした。

今から13年前の夏、あなた達が生まれた日のことを、
今でもはっきりと覚えています。
暑く晴れた夏の日で、帝王切開で生まれたあなた達を、
キッチンスケールで一人ずつ体重測定しました。

あれから、もう13年も経ってしまいましたが、
あなたが小さかった頃の事もいっぱい覚えています。

とても利口な子犬だったけど、お兄ちゃんの「大将」と
一緒に家に居たときに、カメラを引っ張り出して、
何百枚もの仕事の伝票も引っ張り出して、床に散らかしたり
銀行の通帳を噛んで破ってしまったり、
13年間沢山の出来事がありましたね。

   あなたは特別な存在で、私はあなたが大好きです。
   だから、あなたもいつも私を慕ってくれましたね。

ショーを頑張っていた頃、しばらくハンドラーさん宅で
暮らした事がありました。
ハンドラーさんのおうちでも、とてもお利口だったと聞いていたのですが
数ヵ月後、帰って来てお風呂に入ったら、
全身から赤いフケのようなものが剥がれ落ちて
お湯が赤くなるほど浮いていました。

何も言わないけど、あなたは大変なストレスと
寂しさの中で暮らしていたことが分かって
あれからは、どこへも預けずに、ずっと傍で一緒に暮らしてきました。

年をとってからも、ショーに行って頑張ったね。
一緒に沢山のショーで楽しんだね。
9歳を過ぎてから、ジャスミンの代わりに出たショーで
AOMを貰った事や
ベテランクラスで、いつも賞を貰った事や、
イギリスのジャッジさんに
「すばらしいブリード・タイプだね」って言って貰った事。
あなたはいつも誇らしげに、そして楽しげに傍に居ました。

退院から丁度一ヶ月後の検査で、かなりのスピードで再発していると分かり
先生から「もう来月には・・」と言われた時には、
覚悟しないといけないと思いつつ
その予告だけで、毎日涙が止まりませんでした。

お父さんからは、「死ぬ前に泣くな。死んでから泣いたらええ。」って
言われたけど
もうすぐお別れだと思うと、悲しくて仕方なかった。
少しでも元気になって欲しいと思い、
やっぱりマクロビオティックをやろうと決めて、
あれからは玄米と野菜中心の食事を作り続けました。

病気が分かった時から、私はあなたが小さかったら、いつもいつも
抱っこ紐に入れて一日中でも抱っこして暮らせるのに・・と、
悔しい思いをしました。
もうあまり残っていない日々だから、せめて、
もっともっと触れていたいと、願いました。
悲しいかな、大きいので、抱っこはできませんでしたが
夜はベッドからお布団に変えて、一緒に眠りました。

何も食べられなくなって、何日も経って、
だんだんしんどくなってきてからは
横になっている事が多くなりましたが
いつもあなたは、私と目が合うと、いつものようにシッポを振ってくれたし
私が用事で動いていると、いつも私を目で追いかけていました。

そしてふらふらになっていても、ちゃんとおトイレにも行きました。
今日は最後の日だったけど、朝には裏に出ました。
昨日までの雨がすっかり止んで、今日は爽やかなお天気で良かったね。

あなたが行ってしまう日の事を考えるだけで、涙が止まらなかったけど
一年前に、大切な先生が亡くなった時に、
ふと「あ~、私も死んだら、懐かしい
大切な人たちに会えるんだ・・」という思いに目覚めて、
それで心が、とても幸せに、
とても楽になったことがあります。

若い頃には、思いもつかなかった感覚ですが、自分が死んで、
そして、先に行った人たちに会えるなら、会いたい人が、
なんとたくさん居る事だろう。

両親は勿論、先生やカリンやさくらや梅ちゃんや、
もっと沢山の懐かしい人たちに会いたいな。

そしてあなたにも会いたいです。

そう思うと、幸せな気持ちになって、変な言い方ですが
死ぬのも楽しみになってくるのです。

あなたは少し早く行っただけで、またいつか会えますね。
先に行ったら、父や母やカリン達や、私の大事な人たちに、
「よろしく」と伝えて下さい。
「会えるのを、とても楽しみにしている」と。


As I bid farewell, my heart stops, in tenderness I feel
Your silent empty body begins to listen to what is real
The wonder of living the wonder of dying
The wind town and flowers we all dance one unity

Somewhere a voice calls in the depths of heart
Keep dreaming my dreams don’t ever them part
Why speak of all my sadness or of life’s painful woes
Instead let the same lips sing a gentle song for you
The whispering voice we never want to forget in each passing memory
Always there to guide you
Window of beginnings stillness new light of the dawn
Let your silent empty body be filled end reborn
No need to search outside nor sail across the see
‘cause here shining inside me it’s right here inside me
I’ve found a brightness it’s always with me

行ってしまう、少し前。
あなたは笑顔で、私は泣いていて、目が腫れていますね。
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【2011/05/13 20:41 】
未分類 | コメント(10) | トラックバック(0)
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コメント
一期一会とよく言いますが、
前回お邪魔した時は、
又何度でもボール遊びが出来ると思っていましたのに残念です。
一度、会っただけでしたが、
その素敵な要素がにじみ出ていて、私もひと目みて大好きになりましたよ。
とっても、愛されていることもよく分かりました。
現世ではもう一緒には暮らせないけれど、
心の中にはいつも笑顔のダイアナちゃんが・・・・・。
安らかに眠ってくださいね!
【2011/05/13 21:58】
| URL | leigh mama #-[ 編集] |
leigh mamaさん
温かいお便り、ありがとうございます。
今はとても寂しいですが
きっとダイアナも寂しそうな私より
男前(?)の私が好きだろうから
頑張っていきます。
一度遊びに来て下さいね。
みんな待っています。
【2011/05/13 22:32】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
ダイアナさん、久々に拝見したブログで 御容態が 悪いことを知りました。 先日 お会いしたときとても気丈にされていましたので 気がつかずごめんなさい。
大切な家族と 分かれることの悲しさ 寂しさは耐え難い苦しみです。
しかし ダイアナさんを大切に大切にされ 暮らしてこられた日々は きっとダイアナさんにとって幸せな日々であることは間違いありません。きっと Kaoriさんのもとで 旅立たれたことを幸せに思っておられると信じています。
私の愛犬との別れは 彼に申し訳ない気持ちでいっぱいの別れでしたので 彼との思い出を思い出す勇気がまだまだわきません。
でも ブログで拝見し また天国で会える。そんなお言葉を 私も楽しみにしたいと思っています。
そう しばらく 彼らに会うまで 楽しいお土産話をいっぱい持って行けるように頑張りましょうね。
ダイアナさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【2011/05/13 23:19】
| URL | やすみん #-[ 編集] |
先日、近畿インターで久しぶりにお会いして、ブログ拝見していますとお話させてもらったとき、ダイアナさんがご飯食べなくて、毎日泣いてるの、とおっしゃったので心配していました。
ダイアナさんに会った事はないけれど、とても陽気で賢くて素敵な子だなぁって思っていました。雨上がりの気持ちのよい空へいってしまって、私もすごく寂しいです。
でも自分が死んだら、先にいった大切な人達にまた会えるということに感動しました。
そう思い、今居るシニアのアフガンズとコッカーと、きちんと暮らしていこうと思いました。
ダイアナさんのご冥福をお祈りしています。
【2011/05/14 15:03】
| URL | ママタバサ #6l7dwcZU[ 編集] |
2か月前に会った時はとてもしんどそうにしていたダイアナ・・・。でも今はもうしんどくないね、苦しくないね。
ファルは貴方を「素敵なおばさん♪」と言ってましたよ。小さいころには世話になったそうですね。おかげでいい子に育ちました。
一緒にショーに行ったとき、当たり前のようにベストベテランを獲得していた貴方はとてもかっこよかったです。
Kaoriさんがあまり泣いてばかりいないように、時々は夢に出てきてあげてくださいね。
さよなら、ダイアナ!また会いましょう!
【2011/05/14 15:03】
| URL | ファルママ #plLqP/YM[ 編集] |
ご無沙汰で・・・全然知りませんでした。
うちの子たちもいつかはと覚悟しているつもりですが・・・なかなか・・・
後悔のない生活なんてないですよね~

でもダイアナちゃんは、きっと毎日が充実していて、
日本ではできないような素敵な環境で過ごしたと思います。
幸せな人生(犬生?)だったと思います。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

合掌
【2011/05/14 20:27】
| URL | D.K #JlFoWhmg[ 編集] |
やすみんさん
去年の1月、大事な恩師が夭折され
とても残念な気持ちで暮らしていました。

そんな折、高速道路を走っている時、
村下孝蔵さんの歌が流れていました。
あ~村下さんも夭折されたのだと思い、
また寂しい気持ちになっていました。

高速を走っていると、ふと怖くなる瞬間がありますが
この時に、ふと死を感じた時
「私も死んだら、先に行った人たちに会えるじゃないか!」って
突然に実感したのです。

勿論、この世には、大事な人たちや、大事な事がいっぱいあるし
死ぬという事は、それら全部とのお別れなのですが
でも、その代わりに、これまでお別れをしてきた
大事な人たちに、会えるのなら
死ぬのも悪くないな・・って思ったのです。

それなら、楽しみもありますよね。

やすみんも、悲しいお別れをしてきたと思います。
今、私たちはこの世を生きていて
多分もうしばらくは、この世で頑張るのだと思いますが
いつか、これらにお別れする時、
その後で、先に行った、懐かしく、大事な人たちに、
きっと会えますよ。



【2011/05/14 22:24】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
ママタバサさんへ
温かいコメント、ありがとうございます。
寂しいけれど、今は別の所に別れて暮らしているだけだと思い
いま自分が居るこの場所で、今しばらく頑張ろうと思います。
ママタバサさんも、きっと大事な家族達と
これから一緒にいる日々を、楽しく暮らして下さいね。
一度遊びに来て下さい。
みんなで待っています。
コッカーさんもアフガンさんも一緒に泳ぎましょう!
【2011/05/14 22:32】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
D.Kさん
こちらこそご無沙汰です。
そう、命あるものは、いつかはお別れが来ますが
普段は明日も今日と同じ日が来ると思い込んで
暮らしているのですね。
でも、そうでないと暮らしていけません。
だからこそ、あの時、もっとこしていたら・・・なんて
後悔するのですが、これが私たち人間です。
人生の悲しみを常に身近に感じて生きていく事なんて
しんどくて、出来ません。

一度遊びに来て下さい。
【2011/05/14 22:38】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
ファルママへ
ファルにとって自分は、「素敵なお姉さん」だったと
ダイアナは言っています。
そして、沢山世話をしたから、貸しがあると・・・
ダイアナは、いつもニコニコ笑っているような子でしたが
お母さんの花梨と同じく、「隠れ自己中」でした。
いつか私たちみんな、また別の場所で会えますね。
しばらくは泣いてしまいますが、他の子達の為にも
しっかりしなければ!
また一緒に遊べるのを、みんな楽しみにしています。
【2011/05/14 22:44】
| URL | Kaori #-[ 編集] |
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