近畿インターを終えて
近畿インターが無事に終わりました。

今回は国外ジャッジの担当になったので
結構忙しく、ショー当日も何となく落ち着来ませんでした。

今年はラブラドールのブリーダージャッジとして
英国から、ペニー・カーパニーニさんが来て下さいました。

ペニーさんは、今から11年ほど前に
岐阜ラブラドールクラブ単独展にお越しになった経験があります。
あの時は、今年12歳のダイアナを自分でハンドリングして出陳し
G1を頂いて、CH完成した嬉しい思い出があります。

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あれから10年以上の月日が流れたので
写真を見ると、私もペニーさんも若い!!

空港へお迎えに行って、道中は11年前の思い出などをお話ししました。
また私がポトマックから帰ってきたばかりだと言うと
「1992年に、ポトマックで審査をしたことがあるの」と
仰っていました。

以前の来日では、お話しする機会がありませんでしたが
今年は近畿の招待でしたので
少しお話しする時間がありました。
ペニーさんはとてもお喋りで、気さくな方でした。

ただ他にも沢山のジャッジさんが居られたので
お一人だけにお時間を頂くことが出来ず、少し残念でした。

ショーの準備段階で、ペニーさんの自己紹介を頂戴した時
他の審査員方と比べて、あまりの長文にビックリしたのですが
その中で、感銘を受けた部分がありました。

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しかし、私のこの数々のトレーニングやハンドリングの功績は、
決して一人で成し得た事ではありませんでした。
それらはJoy Venturi-Rose、Chris Rose、Torunn Sorbyeの協力の賜です。


ショードッグや狩猟犬以外の分野でも、
カーペニー・ラブラドールはイギリス、アイルランド、オランダ、スペインの
盲導犬協会にも行っています。

しかし私が何よりも嬉しいのは、ペットオーナーが再び先代の愛すべき”Carpenny”の
犬が老衰で亡くなった後も「まったく同じもの」を
求めて戻ってきてくれることです。


私は数年前にハウンドグループなどの、違う犬種のジャッジをした後に、
やはり自分は「万能ジャッジには成り下がらないでおこう。」という、
深く考察した決断を自分自身に下しました。

何故なら、沢山の犬種のジャッジをすればするほど、
私が実際に心からの不朽の興味や
熱狂を持っているラブラドールという犬種に捧げる時間が減ってしまうからです。


私は、自分自身をブリーダーとして、また出陳者として、
改めて根本的に見つめ直すと、
如何に”本当にいいもの”を生み出し、または見せることが、
どれほど難しいことであるかを知るばかりです。

そしてそれを考えた時、私は改めて他の人達の優秀さに感謝するのです。


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私の翻訳が、彼女の言いたかった事を
的確に表現できたかどうかは、分かりません。

しかし、私はペニーさんの思いを完全に理解できたつもりですし
心から賛同したのです。

私がいつも思う
「もし自分に素晴らしい才能があり
そして、色んな面で素晴らしく恵まれていても
ブリーディングというものは、決して一人では出来ない」と言う事と
共通しています。

先日も書きましたが
私はラブのお陰で、世界中に友人が出来ました。
人間同士だけの付き合いであれば、到底達成できないくらいの
素晴らしい友情を得る事ができました。

この事をペニーさんにもお話しをしました。
彼女は、とても優しい賛同の面持ちで聞いて下さいました。

私はこれまで沢山のメンター達と出会い
彼らから無償の友情と教えを頂きました。

彼らの内にある、ラブに対する深い愛情と思いが
私の中にあるものと共鳴したからだと信じていますし
今回ペニーさんにも同じ物を見つけました。

彼女は素晴らしい方であり、ジャッジであり
これだけの事を言い切れる、一流のブリーダーでした。


出陳された皆さんも感じられたと思いますが
ペニーさんは、全ての出陳犬に笑顔で接し、
敬意を表して審査されていたと思います。

これは犬のジャッジとして、自分が審査する犬に対する愛情と自信の表れです。

以前にポトマック後書きで書いた事がありますが
リンク内でのジャッジは、自分の審査員としての知識とポリシーなどを
きっちりと伝えられなければなりません。

ジャッジは決して出陳者より上では無いという、謙虚な気持ちで
一頭一頭に敬意を払い、自分自身の犬種に対する知識と考え方を持って
審査しなければなりません。


私は出陳しなかったので、知りませんでしたが
友人によると、ペニーさんは個体審査が終わると
一人一人に「Thank you」と言っていたそうです。

ペニーさんの審査を見て、彼女が一流である事は
一目瞭然でした。

今回は私が多忙で、個人的な時間はありませんでしたが
ショー終了後の食事の際に、私が
11年前と比べて、日本のラブに対する総評を聞かせて欲しい」と言うと
彼女は「まず貴方の意見が聞きたい」と仰いました。
私は考えがまとまっていないので、宿題にしたいと答えました。

そして来月渡英の際に再会して
この意見交換をする約束をしました。

本当に楽しみです。









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【2010/05/19 17:36 】
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