ショードッグ・バイブル 最終回!!
昨日一日中┐( ̄_ ̄)T;;; 雨が降って、季節が一歩進みました。
今日は良いお天気ですが、少し肌寒いくらいです。

明日は岐阜ラブラドールクラブの単独展!
今年はウッディドームだから、近くなりました。
明後日は連合展で、こちらも行く予定です。

沢山の仲間と会えることが、ショーそのものよりも楽しみです。
遠方から参加される方々は、もう出発されたかなぁ?
昨日お話ししたときには、日中は暑いくらいと言ってしまいましたが
少し寒くなったので、みんな気を付けて元気で頑張りましょう。

あ~~楽しみっ!!

さて長かった「ショードッグ・バイブル」も今日が最終回です。
丁度単独展の前日で終われて良かったです。

今日一日、お付き合い下さい。

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昨日の続きです。

⑥犬にとって、忠誠心や感動の対象を他に変えることは
 易しい事ではありません。
 でも、それは可能です。
 何故なら、私がそれを経験した本人だからです。
 では、私が体験したことを、最後に一部始終お話ししましょう。

☆私の所に、多くのショーで戦ってきた一頭の老練な犬がいます。
 彼は生後一年の頃、幼いが故の不運を経験しました。
 ショーになると大いに張り切る、将来を期待された幼犬でしたが
 ある時を境に、何の取り柄もない普通のとんまな犬に変貌して
 しまったのです。
 全くの不運でした。
 私は悲嘆に暮れました。ショーの感動をもう一度思い出して貰おうと
 色々手を尽くしてみましたが、彼は食欲さえなく、食べ物で誘う
 ありふれたやり方は、ことごとく失敗しました。

 こんな時、偶然にチャンスが訪れたのです!
 私は友人をからかう為に、本物そっくりに作られたゴム製の
 カエルを持っていましたが、ある時、その問題犬が
 マントルピースの上にあった、そのカエルを見上げていたのです。

 彼は催眠術にかかったように、カエルから目を離すことが
 出来ないようでした。
 そこで私は、カエルを下に下ろしてやりました。
 すると彼は、急いで椅子の裏に逃げましたが、目は瞬きもせず
 カエルを凝視したままでした
 私は、はたと彼がカエルに対して、興味以上のものを感じている事に
 気がついたのです。

 それからは毎日、彼をその部屋に連れてきて、カエルと一緒に
 遊んでやりました。
 カエルを彼の前に置いたり、いじったり、又元に戻したりして
 毎日毎日、根気よく遊んだものでした

 そうこうするうちに、彼のカエルへの恐怖心は、段々と興味に
 変わっていったのです。
 そして、ついに彼はカエルを欲しがるようになりました。
 でも私は、決して彼にカエルを触らせたり、近くで臭いを
 嗅ぐことさえもさせませんでした。
 ただ眺めさせるだけに留めました。

 2~3ヶ月後、私は彼が「何か」に熱烈に反応し、狂ったように
 尾を振りながら、素晴らしい姿勢でステイしているの見ました

 そんな経験のあと、私はカエルをポケットに忍ばせて
 再びショーへ出掛けていったのです。
 彼は、カエルも同行している事は知っているのですが、しかし
 ショーでそれが必要になるまで、見せませんでした。
 犬の目の前を、カエルの片足が素早く横切るだけで充分でした!!

 カエルは、私のポケットに居ないときは、いつもショー道具と
 一緒に暮らしていて、ショー出陳日以外の日は、決して姿を
 見せませんでした。
 私は、その問題犬を、ついにチャンピオンにまで
 仕上げることに成功したのです! 
 彼は、連戦連勝、10のCC、複数のBOB,同時にBISを獲得しました。

 その後のある日、私の不注意で、ショーバッグを開けたまま 
 玄関におきっぱなしにしていました。
 私の素敵なチャンピオン犬は、それを見ていて、バッグの底から
 カエルを見つけ出し、それを粉々に噛んでしまいました。
 私は、すぐに別のカエルに取り替えてみましたが、無駄でした。
 
 いずれにせよ、私も彼も、もはやカエルを必要としなくなりました。
 何故なら、その犬には、既に新しい行動様式が出来ていたからです。

 しかしながら、その素敵で愚かな犬は、その後も長い間、
 彼のカエルを探し続けたのでした。

以上の、私の経験からお分かりのように、犬には理論的に
ものを考えることはできず、常に原因と結果によって学んでいきます。

貴方と貴方の素敵なラブラドールが、ショーリンクに於いて
また家庭に於いて、素晴らしい経験が出来ることを祈っています。

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如何でしたか?
私自身も考えさせられる箇所が多かったですが、彼女の文章は
犬をショーで成功させる為に、その方法だけでなく
「愛情こそ、基本」という信念を私達に伝えてくれました。

ラブを飼って、ショーに出して、そして成績が振るわなかったら
取り替える様な方も居られますが、私は自分の犬達が、まず家族であり
そしてその家族が、幸運にも優れているなら、次の段階で、
つまり付加するものとして、一緒にショーを楽しみたいという
気持ちでやってきました。

勿論ラブを深く知るにつれ、私個人が良いと思う理想は
確かに持っています。
しかし、それだけでは無いと思います。

ラブという希有な犬と巡り会い、信頼し、愛し、一緒に暮らす・

私が大切にしている本に「駄犬のマイクは大天才」と
いう一冊があります。
この本には、私の犬に対する理想が書かれています。
メルヘンでは無く、ドリームと呼びたい内容です。

また追々ご紹介することもあるかと思いますが、
その中に私の「座右の銘」とも言える言葉があります。

「犬に教えることは容易いが、
犬を勝ち取ることは実に難しい」


その基本を忘れず、これからも頑張っていきたいと
気持ちを新たにした、ショードッグ・バイブルでした。

皆さんは、どのように読まれましたか??

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【2007/11/02 15:03 】
未分類 | コメント(1) | トラックバック(0)
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コメント
岐阜ではお世話になりました~。

この記事とっても参考になりました。原文はなんとなく眺めていた感じだったのですが、訳していただくと結構深く読めて助かります。

私はリングシャイになってしまった彼女にとある人達のお勧めで全く逆のことをアドバイスされていました。

人に預けて直してもらうのはなんとなくオーナーハンドラーとして続けてきたポリシーと逆行するような気がしていたのですが、やっぱり間違いではありませんね。

こういったアドバイスをもらえる人が日本にはいないんでしょうね。また、経験を持った人も。

彼女のカエルは見つかるでしょうか?
でも。事が上手くいかなくてもいっても。一緒にトライすることは決して無駄にならないはずですよね。

と励まされました。

【2007/11/05 15:18】
| URL | MIEKO #-[ 編集] |
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